OB会作品展

a0074562_09481664.jpg
 毎年恒例のOB会作品展が、西八王子の図書館で開催となった。作品展幹事と、展示作品準備でかなり仕事量が多かったが、開催してしまえば一段落。
 恒例の手作り本のコーナーが自分の展示のメインだが、テーブルの左側は他の出品者の製本作品だ。背面の写真は手作り本ではないが、机の背面壁があるなら使わない手は無いと写真を掛けた。
 本と写真とどちらが主役かという事になるが、写真は本の中に収めた写真と同じ物なので、本の中身の紹介という事で矛盾はない事にしてもらっている。
 製本はいつものリング製本だが、そのままではリング部分が外れてしまう事故が起きる場合がある。これを防ぐために製本後にリングの重なる部分に熱くした金串の先端を当てて熱熔融接着させている。この処置を施して以来製本トラブルはない。
 写真の工夫は、背景部分をPCによる塗りつぶしではなく、ぼかしたり流し撮りした自然画をの色を変えたりぼかしを加えたりして、自然感のある濃淡や色彩を作り出したこと。これで随分エレメントの写真との馴染みが良くなったような気がする。
 会期は日曜日まで。西八王子の図書館の地下展示室。
 

[PR]
# by tabitohon | 2018-05-25 09:49 | PC&デジカメ写真術(ボタニカルフォトあ | Comments(0)

SSP写真展

a0074562_04490164.jpg
 都心へ出るのはめったにないこの頃だが、迷わず出掛けたのが六本木。SSP(日本自然科学写真協会)の写真展を見に行った。今はまっている焦点合成やその対象の植物+はまさにSSPの取り扱い範囲なので。
 SSP写真展を知ったのは、焦点合成の参考書に買った本の執筆の一人で、高尾を撮り続けている人のブログ。六本木は新宿から大江戸線で至近距離で助かった。
 会場は富士フォトサロンで、写真展の場合格別混みあう事もなく落ちついて鑑賞できるのがありがたい。絵画展などの場合は、押すな押すなの混雑状態が珍しくなく、それだけで疲れてしまうので解説付きのTV放送鑑賞がもっぱら良いが。
 SSPの写真展は、全同一サイズのプリントをジャンル別に展示して行く方式で、写真に添えての解説文が興味深く参考になる。賞を付けてのランク分けなどが無いのも好ましい。期待の植物写真分野の展示写真は少なかったのが残念ながら、それが実態だった。又中にはこのレベル?というような写真もあって、親しみ有り。
 もう一つの興味はSSPへの入会案内書。プロアマ関係業界を含め、会員400名ほどの団体で、入会は5枚程度の見本写真を添えて申請するとある。入会審査があって、合格しないと入れないらしい。展示作品を見ると、マニアックで高度なものがほとんどだが、中にはこれは?というレベルの物もあって、あながち手の届かない世界とも見えなかった。
 展示作品は一人一点で、審査で決めるそうだ。有名作家で会員のはずの人のプリントが無いなと思ったが、有名人の作でも審査で遠慮なく落とすと受付の人は言っていた。
 出品作全部を載せた写真集を買ってきたが、こちらには撮影データがあって、展示に沿えた説明よりも参考になる。印象に残った一枚に、アイフォンで撮影した昆虫のクローズアップが有ったが、鮮明に見事に写っていたのには脱帽。
 作品展は全国9会場を、一年以上掛けて巡回するようだ。入会金や年会費が安くはないが、無料展示の費用に充てるには納得の価格でもある。
 



[PR]
# by tabitohon | 2018-05-22 04:50 | PC&デジカメ写真術(ボタニカルフォトあ | Comments(0)

オカタツナミソウ

a0074562_15415174.jpg
 片倉城跡公園の今は花が無い時期のはずだ。ヤマブキソウの時期には何回か足を運んだが、そのあとはしばらくご無沙汰だった。焦点合成技を習得中なので、期待しないながらも何か教材は無いものかと出掛けてみた。
 ハルジオンが群落状に生えていて、これも練習用に中景撮影してみた。焦点合成で中景撮影する時のヒントは得られたが、相手がハルジオンだと気合が入りにくい。
 山野草があるルートへ入ってみると、ルート脇に見おぼえが在るよう無いような花が真っ盛り。その場では名前は分からなかったが、タツナミソウそっくりの花。但しタツナミソウは花がもっと小型で色が紫寄りでもう少し濃い。花の丈は3㎝程で葉っぱは5㎝位か。
 名はオカタツナミソウだそうで、確かに花の形はタツナミソウ。横から見れば鳥の頭にも似ているが、北斎の波の形に通じるものがある。
林床の通路脇等のやや明るい場所が好みの様だ。
 林床の木漏れ日の下のフラットな照明では何ともメリハリがつかない。そこでLEDライトでコントラストを付けてみようと思い立った。まず100円ショップのライトで試してみたが、光量不足で効き目が薄い。
 急遽ネットで強力LEDライトを探して、コンパクトで強力そうなのを手に入れた。百均の物よりはるかに強力で頼もしい。早速これをもって片倉城跡へと。数日の違いだったが、花は殆ど散り終わっている。
 一旦は諦めかけたが、遅咲きの株をなんとか探し出してトライ。強力ライトはまさに花を中心にスポットライトで浮かび上がらせる。これなら光量不足の林床撮影の解決になる。
 葉っぱの一番手前でピントを合わせ(三脚使用)、ライトで照らしながら焦点ブラケット撮影。それを焦点合成処理したのが上の写真。周囲を暗くして花株全体にピントを合わせ、花の部分にはスポットライトのように明るく光が当たるショットが出来た。

[PR]
# by tabitohon | 2018-05-17 15:50 | 片倉城址公園界隈 | Comments(0)

柿のヘタ虫退治

a0074562_12471833.jpg
 茶室に面した露地ではないが、この屋にはかなり大きな柿の木がある。が、毎年の実りはヘタ虫の食害で殆ど落ちてしまう。去年畑に柿を植えている友人に聞いてみたところ、柿商売の人もヘタ虫退治を行っているとの事。
 それではと、素人ながら今年はヘタ虫退治に再挑戦してみる決心を固めた。これまでは毒性の強いスミチオン系の薬剤を散布したことがあるが、風向きで顔に降りかかったりすると愉快ではなかった。
 今年の勉強では、ヘタムシガの幼虫は新芽の髄に何度か出入りした後で柿のヘタに侵入するらしい。実が落ちる前に脱出して別のヘタに潜り込むという、悪さのし放題の様だ。
 序に調べた薬剤情報の中に、BT水和剤というのを発見。殺虫剤と聞くと毒物しか思い浮かばなかったのだが、これは昆虫病原性細菌(バチルスチューリンゲンシス)という生物薬剤で、人畜無害の物らしい。そういったバイオ薬剤あるとはうすうすは知識に有ったものの、こんなに身近に実用品としてあると知ったのは初めて。
 早速手に入れたのはBT水和剤の一種で、バシレックスと呼ぶ薬剤。二種の細菌やその生成物を含み、これを昆虫の幼虫が摂取すると消化機能が阻害されて死んでしまうのだそうだ。昆虫以外にはその作用が及ばないので、収穫前日まで散布してかまわないという安全なものらしい。
 薬剤の散布の時期が判然としない。ある実験では柿の花の満開(80%開花)後1週間位が最も効果があったとか。その他の情報では6月上旬といったあいまいなものが多い。今年は柿の開花も一週間か二週間早まっているから、その分の補正が必要か?
 よその柿はもう満開なのに我が家の柿はちらほら咲き始めで、蕾が固くてまだまだ先らしいのもたくさんある。正解は分からないので、一週間おきに、散布後雨は降らない日が続きそうなタイミングで何回か散布するしかないか。
 

[PR]
# by tabitohon | 2018-05-13 12:48 | 和楽庵四季折々 | Comments(0)

ハルジオンパワー

a0074562_05312748.jpg
                     ↑ クリックで拡大
 貧乏草と異名を持つハルジオンを写材とするのは、いささか、かなり抵抗感がある。しかし今のシーズンの散歩道のいたるところに有って、すぐに目に飛び込んでくるのがこの花。かなりユニークな花と思うのだが、極細の密集した花びらと大きな雄蕊の塊が力強い。
 西オーストラリアのパースの春の一カ月は、原野にありとあらゆる花が咲き乱れる。その中にもデージーの仲間が辺り一面覆いつくす姿が見られるが、この花と印象が重なる。
 アメリカ原産の花で、日本に帰化定着したと聞くが、当然元々あったようにどこにでも咲いている。純白と紫がかったものがあるが、紫は空気が清浄なあかしだそうだ。
 焦点合成の写材探しには選び放題だが、近くの六本杉公園の斜面にとりわけ沢山生えていてつい目が吸い寄せられる。そんな中、目についたのがこの花の塊。これだけ密集していて紫の色加減の良いものはまれだ。
 頑丈な花なので切り取って持ち帰り、デスクトップ撮影。普段は蛍光灯の散光で撮影することが多いが、今回はLED ランプのスッポトライト風照明でやってみた。コントラストが強く付いて力強く仕上がった。
 もちろん焦点合成の威力が絶大で、マクロ撮影の単写ではピントが浅く、こんなに力強い仕上がりは思いもよらない。

[PR]
# by tabitohon | 2018-05-05 05:31 | PC&デジカメ写真術(ボタニカルフォトあ | Comments(0)

トマトの苗

a0074562_05430912.jpg
 野菜作りとは縁の無い庭だが、去年トマトとキュウリを植えてみたのが発端。キュウリとトマト一種はあえない最後で二度と手を出さないという事にした。トマトの一種だけが収穫に至り、今年はその種のトマトだけ2本植えることにした。
 とりわけ気温の高かった今年は、四月末になると野菜苗も店頭に揃って、その中から去年栽培の苗を探し出した。トマトの苗に限っていうと、メーカーがサントリーだったりカゴメだったりしてあれあれと思わさせられる。カゴメはトマト製品メーカーなので、原料確保の末に苗の事業も始めたのは理解しやすい。サントリーも清涼飲料は供給しているので、その流れでの苗事業か!
 そちらの苗も気を惹かれたが、今回は去年の実績に従って「熟っこ」という苗を探し出した。これはホームセンターDCMブランドで、他の苗はまだ小さい苗だったが熟っこは20㎝程に育っていて、一本は早くも花をつけている。
 連作を嫌うと聞くので、去年の場所から少しずらせて培養土を投入して植えたが、畑ではないので各種草木の根がはびこっている。恐らくこんな場所ではさぞかしトマトも苦労するに違いない。
 水遣りを切らせず、あとはトマト任せに・・・。

[PR]
# by tabitohon | 2018-05-01 05:53 | その他 | Comments(0)

アカオハーブ&ローズガーデン

a0074562_05563958.jpg
 クラス会の温泉一泊旅行の、今回の宿は熱海。初日はMOA美術館を訪問したが、問題は翌日の訪問先。当初は初島を予定していたのだが、年寄りの訪問先としては難がある。
 実は直前の調べで行き先変更の候補として、アカオハーブ&ローズガーデンを提案しようと思っていた。熱海のはずれ、錦ヶ浦の隣辺りにあって交通も手頃。今年は春が半月も早くて、今はチューリップが満開という情報もあった。
 この辺りは観光や海釣りで何十回と通った道筋で、錦ヶ浦の先の急なカーブがある辺り。昔アカオの名前も目にした場所と記憶しているが、ここに観光ガーデンがあるという認識は無かった。
 一般の植物園のイメージでは、広いフラットなエリアに各種の植物が寄せ植えされたものと思うのだが、ここは全く予想外の造りで気に入った。
 伊豆半島の海岸道路はおおむね急峻な崖際に沿って走る道。そんな急斜面に植物園とは想いもよらないが、そこに植物園があるらしい。。見学はシャトル運航のバスで一番高いところまで運んでもらい、そこから歩いて山道を下るのがお勧めの様だ、
 一番高い所に曽我神社というミニチュアのようなお宮があって、そこから下へ庭園が展開される。ハーブ&ローズガーデンというが、ハーブはふもとの一角で、上の方はローズ以外に様々な花の草木が植えられている。
 今年は特別なのだろうが、今や早咲きの一斉に開花で花盛り。谷に沿った狭い急斜面に細い道が通っていて、両脇が花だらけ。野草もあれば、園芸種もある。細い斜面と多様な花草木の展示は、気に入った。
 バラ園はといえば、原生バラのコーナーがあってハマナスの仲間などのコレクション。もうハマナスが咲いているからびっくりだ。他にはチューリップが各所で花盛りだ。
 斜面の花園をかなり下った辺りで、急に視界が開けてこの谷では珍しい広場に出た。海まで見張らせる絶景の地。見えてきたのは白砂を敷き詰めた石庭風の広場に、巨大な盆栽風仕立ての松が二本。鳳凰の松と呼び、世界一大きな盆栽だという。盆栽は大きな自然を小さな鉢植えに圧縮したもので、大きなままで盆栽というのは筋違い、盆栽風仕立てともいうべきか。
 この庭の後ろに変わったデザインの建屋が。ティールームだが、隈研吾の設計だそうだ。一本の樹木のように、中央に細木を組み上げて幹のように見せた柱がある。柱は上に行くに広がり大樹が枝を広げた形になる。周囲はガラス張りで、強度を持たせた支柱は無い。
 細い木に鉄筋を透して樹脂で固めた構造だという。五重の塔は中吊りの心柱で揺れを吸収すると聞くが、この大樹は一本の幹で全体を支え切れるのだろうか。
 再びこの広場から下がって、下の狭い山道の花園を下る。下へ行くにしたがって、もうチューリップは咲ききって散りはてていた。高低差が季節の移ろいを示している。


[PR]
# by tabitohon | 2018-04-27 06:03 | 国内の旅 | Comments(0)

ヤマボウシ異変

a0074562_15212864.jpg
 この春は異常気象で桜が10日位早く咲き、他の花々も10日から半月早く咲いている。北国の春ではないが、全部一度に咲いてしまって、この先咲き終わって花の無い時がやって来るのではないか?
 早く咲く以外にもや和楽庵に異常発生。発生したのはヤマボウシ。ヤマボウシは街路樹や公園の木を含めてかなり観察を深めたが、木による個体差が大きい。
 花が密集して咲く木は小さな実しか付かず、紅葉がきれいな木は、花も実も芳しくない。和楽庵のヤマボウシは、三本の木の寄せ植えなのだが、そのうちの一本だけが紅葉が綺麗で葉が縮れている。
 その木を含めて和楽庵の木は花付が悪く、例年4~5輪ほどしか花が着かない。花が着かないから実など一度も実った事がない。
 今年に異変は紅葉のきれいな株に起こった。この木に限り花が沢山付いて、例年の5倍以上の花が咲き始めた。花柄が長い。長い花柄であれば、実ると大きな実が着くはずだ。
 実が付いたことのない株なので期待しない方が良いのだが、赤い大きな実が出来るか、ささやかな夢である。写真は焦点深度合成で、花も木も全体的にピントが合っていて、見やすい。

[PR]
# by tabitohon | 2018-04-21 15:28 | 和楽庵四季折々 | Comments(0)

ヤマブキソウ、片倉城跡で満開

a0074562_11205724.jpg

 カタクリと桜が散るまではとりわけ賑わった片倉城跡公園も、春の正常な賑わいに落ち着いてきた。片倉城跡公園の本当の見物は今満開のヤマブキソウの大群落なのだが、まさかこんなものがあるとは広く知られていないのでさほどの混雑ではない。
 散歩にちょうど良い距離で、毎年ヤマブキソウは見ている。写真種には普通ならしないのだが、今年は焦点合成のトライ中なので、何か新しい表現が出来るかと出掛けてみた。
 早い花は散り始めてはいるが、まだ蕾もたくさん残っていた。満開か、ややピークを過ぎた花盛り。背の高い落葉樹林の下の群落で、木漏れ日の照明が時々刻々変化する。時間帯を変えて撮影するのも面白い。
 アップの花と背景の群落を同時に写し撮るのに、焦点合成の技を試みる。12㎜(換算24㎜)のワイドで手前の花を大きく写すと、さすがのワイドでもピントが浅くなって花の一部しかピントが合わず、背景は大きくボケてしまう。
 上の写真は12段のフォーカスステップで撮影したが、背景はまだボケてしまっている。手前の花にピントを合わせてから少し引いて撮り始めるのだが、引きが不足で手前の花が少しボケてしまった。
 再度挑戦して、手前の花も背景もピントの合った写真を再挑戦してみる予定。

[PR]
# by tabitohon | 2018-04-13 11:21 | 片倉城址公園界隈 | Comments(0)

激早、シロバナヤマシャクヤク

a0074562_14030314.jpg
 今年の春の進みは、異常に早い。桜の開花が早いと大騒ぎだったが、庭植えのシロバナヤマシャクヤクが芽を出したのがつい先頃。一昨年の暮れに二株買った苗が、昨年春に開花した。一つは落葉樹の下の木漏れ日の射す林床。良く育って次の春の開花が期待できそうだった。もう一株は日当たりの地面が固い所に植えてあって、株が育たないうちに地上部が早く枯れてしまった。
 日向の株はこの春掘り起こして、落葉樹の下に移植しておいた。二つの株は無事に芽生えたが、落葉樹の下で昨年過ごした株は芽も太く、脇から可愛い脇芽が一本育っていた。日向から移植した株は芽が細くて心細げ。
 それでも二つの株に蕾が付いていて、花が咲きそうであった。昨年は4月23日に開花したことが撮影データに残っていたが。今年はなんと大きい方の株の蕾が、昨日には膨らんで半開き。今日はたちまち満開。夜には一旦閉じるが、明日には多分散り始めるだろう。
 花が大きめなので、クローズアップでは全体にピントが合わない。そこでこれは焦点ブラケット撮影で焦点合成する格好の課題。たちまち散ってしまう花だが、幸い今日は快晴の上天気。木漏れ日のライティングで十分撮影出来た。上の写真は焦点合成ではないので、拡大してみると、ピントが浅いことが分かる。
 さて次の被写体候補のタツナミソウも早くも咲き始めたが、こちらは早い株遅い株が色々あって、花の期間も長いので、落ち着いて撮影出来る。去年はビシッと焦点を合わせるのに苦労したが、今年は焦点ブラケット撮影で楽に行けるはずだ。


[PR]
# by tabitohon | 2018-04-10 14:04 | 和楽庵四季折々 | Comments(0)