ペンライトの望遠撮影のトレーニングのために、片倉城址公園へ。
カメラの初期設定で画像サイズが最大でなかったのを最大にし、シャ
ープの設定をプラス1に変えた効果も見たくて。それから自動のピント
合わせが手前側に合ってしまう傾向を防ぐために、自動の後マニュア
ルでピントを少しバックにずらす技の確認も。
到着して見たら、いつもの池の周りにカワセミおじさんが3人カメラ
を据えていた。カワセミが止まるポイントは鴨の休む辺りなので、池
のカモは今日ははあきらめた。
実は公園の脇を流れる湯殿川にカモの姿をチラッと見掛けていたから
そちらへまわって見る事にした。
行って見てビックリ。カルガモの雛が孵っていて、カルガモ一家が
編隊で川面を泳いでいるではないか! これぞ被写体と撮影開始。快晴
の午前だが、川面に目を向ける人の姿は無い。
両岸の道路から5~6メートル下に川面はあり、両側は胸位の高さの
金網フェンスで守られているから、川面は安全地帯。護岸は土なので草
が生えて自然が保たれている。
泳ぎ回るカルガモ一家を追って夢中でシャッターを切って、家へ戻っ
てからゆっくり評価。意外なショットが有って驚いた。
カメとコイが写っていて、小さなカメがカルガモの進路の真ん中に
居る。カルガモの親は先へ行ってしまっているが、雛はカメを恐れてか
後ろに固まって親から遅れている。カモとカメとコイがスリーショット
で写りこむ、豊かな自然と物語を連想させるシーンになっていた。
ピンとは親カモにバッチリ。この日のショットではバッチリと、まあ
まあとボケが、それぞれ3分の1であった。そんなものだろう。