表題の催しが一昨日、目白の学習院大学記念会館で開かれた。
象のエレナのダフニー・シェルドリックとクジラの声のロジャー・
ペインが来日しての出演。
500~600名収容ではないかと思われる会場は、ほぼ満席
の盛況でガイアファンの広がりを実感させる。
かなりの念の入った準備演出で、開演前からスクリーンには
出演者に絡む映像を流している。
やがて開演。初めはオペラ歌手鈴木慶江とディジュリドゥの
KNOBのコラボセッション。バックスクリーンには映像と照明
が投射されてサウンドの世界へ視覚的にも誘う。
先ずは慶江さんの圧倒的な美しいサウンドに驚かされ酔う。ひかえ
め氏としては、このような肉声を聞くのはまれな機会であった。
KNOBさんのあの低音の楽奏は初っ端にソロで聞いたが、コラボ
セッションも中々のもの。ただしコラボの場合は声楽優先の演出で
あったと思う。
この開演のシーンだけで、今回のイベントは十分堪能させてくれた
と思う。
ところでメインのゲスト二人の講演の後、龍村監督のリードで三人の
対談となった。いくつかの話題が出たが、印象に残ったのは、象とクジラ
という、陸と海の巨大生物の超低周波振動による超遠距離通信能力に関し
ての証言。
そしてフィナーレには地球交響曲に関わったメンバーが会場席に座って
いて逐次紹介された。例えばナレーションの榎、版画のぼくねん、産院の
大野、・・外人出演者の声の人達、スタッフの龍村ゆかり、等など。
全体のタイムキーパーを務めながらの進行をリードした龍村監督は、
さすが・・・。