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マイクロファイバータオル

 素材革命の時代に、浴用のタオルの改良のテンポは遅い。どこが
不満かと言うと、少し使うと肌触りが硬くなってしまう事。旅館や
ホテルのタオルなどでも硬くなったタオルに出会う事は珍しくない。
 タオルの織り方で違いが出る様に思われ、ループ状に糸を突出さ
せた部分はすぐに硬くなる。短く1~2mmに刈り込んだ様に植え
こんだ繊維は硬くなりにくい様に思われる。
 後者の編りの構造のタオルにはめったにお目糠からないが、たま
たま先日ダイソーで発見したタオルは普通のループ織のタオルとは
全く違う織で、繊維の飛び出しを短くして密度を上げた珍しい織だ
った。
 日本語での表記は無かったが、中国語で極細繊維と読み取れる表記
があって、おそらくマイクロファイバーと推定。試みに2枚買い込ん
だ。手触りは柔らかい。
 早速風呂で使って見てびっくり。まさにマイクロファイバーだ。
言ってみれば、セーム革。濡れた状態では肌とのすべりが悪く普通
のタオルとは別格の品。
 石鹸を付けて擦ってみると、なんとまあ、ふわふわでつるつる滑る。
タオルに石鹸を付けて肌をこすると、肌の摩擦が強すぎて良くないと
言われているが、このつるつる・ふわふわであれば全く問題ない。
 湯あがりにタオルを絞って拭き取りに掛ると、水滴の吸収は抜群だ
が、肌とのすべりが悪いので吹きにくいのが欠点。但し抜群の吸水性
があるので、これは面白い。
 眼鏡ふきのクロスはマイクロファイバー製であるが、この濡れタオ
ルで眼鏡を拭いてみると、なるほど良く拭ける。
 風呂場の足ふきマットはマイクロファイバー製の品を使っているが、
水の吸い取りは強力。まさにこのタオルと同じ感触だ。
 古くなったら窓ガラス拭きなどに下ろすと良いと思われる。
by tabitohon | 2011-06-29 05:16 | 生活・健康 | Comments(0)
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