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ボタニカルフォトの為の切り抜き技を試みる傍ら、道東旅行の写真の
整理も進めている。
道東初日の野付半島は曇りの上に寒くて最悪。原野の花を期待して
訪れたものの、黄いろのセンダイハギが咲き始めている以外は殆ど花
の気配なし。
そんな中、地際にひっそりとクロユリの株が盛りを過ぎつつ咲いていた。
株によっては花盛りもありカメラに収めたが、名前が有名な割には目立ち
にくい花。
ボタニカルフォト流儀で生かせないかと、アップと背景になりそうなショット
とを撮ってきた。
上の写真の左は林床風の所に咲いたクロユリだが、一輪で花も盛りを過
ぎている。右は草原風の草地で見つけた花の盛りのクロユリ。
右のクロユの花と葉と茎を切り出したのが下の左の写真。切り出しの技
はこのクロユリで新しく試みた手法が効率良くて進歩大。フォトショップの
消しゴムツールを使い分ける。
右下が合成写。張り付けたクロユリを大きめにして位置調整し、下にある
クロユリの花を覆い隠した。下のクロユリが少しはみ出しているが,張り付
けたクロユリの花の一部とも見えて、ほとんど違和感がない。
背景用に花の無いショットを撮っておけば、却って使いやすかったか。