今年、全手作りの本「日本の辺境 エコロジカルツアー」の完成をもって
旅行記の本作りは終了の予定。たまたまの事だが、文字の頁に使う用紙
も丁度底が見えて来て、これで打ち止めがよろしいようだ。
替わって手掛けようと思うのが、ボタニカルフォトアートの作品作り。単品
のプリントパネルに仕上げるも良し、枚葉のプリントシート・葉書きプリントで
頒布するもよし。
系統的には製本に持ってゆきたいが、用紙は高級プリンタ用紙を使うので
紙厚が厚くなってしまうので完全見開きでないといけない。それに応えられる
特殊製本を開発するには、需要が見通せない。
そこで気持が動いたのはリング製本。普通の本の印象からは遠いが、完全
見開きで厚い用紙には極向いている。その上、後からシートの差し替えが可
能というのもユニーク。
そのための道具の投資が必要だが、プリンタ一台分程の費用なのでこれま
でプリンタやインクに投じた費用に比べれば痛くない。
決心をつけたところで注文したら、すぐに到着。既に用意しておいたプリント
シートに穴を開けてリングに通してみた。実に簡単で、これでは製本の手間は
掛らないので、他のワークに時間を掛けないといけない。
ともあれ製本機を買ったので、スタートは切った事になる。