蜩の記VS柘榴坂の決闘

 先頃柘榴坂の決闘をみて、久し振りの時代劇の新作の余韻が残っている。
今日更に話題の蜩の記を見て来た。
 前宣伝がにぎやかだった作品なので、期待と不期待とが半分ずつの気持ち
を抱えながら。結果は良い作品であったが、前者と後者との全く違う作風に
大いに驚いた。
 蜩は朝ドラの様に次々にイベントや事件が起きて、なんとか都合よく収まっ
て話は進んでゆく。映像ロケは華やかで壮大、見ていて次々に引き込まれる
が、なぜか主題がぼやけて来る。とは言えTVドラマとはけた違いに密度高く
丁寧に作られた作品という印象。
 岡田准一は今回の役は無事に演じた様に思う。大河ドラマの長丁場はとて
も消化出来ていないように見えたが。
 柘榴坂はこの対極。最後の柘榴坂の決闘に向けて、長い地味なストーリー
作りが展開する。派手なイベントや壮大華麗なロケ等は無いが、最後に向け
て引き込んで止まない。浅田原作にしては、明快なストーリー運びで認識を
新たにした。
 どちらにしても、壮年の出演者の実力は安心して見ていられる。時代劇万歳
だ。
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by tabitohon | 2014-10-30 13:52 | シネマ・演劇&DVD | Comments(1)
Commented by みゆきち at 2014-11-01 05:53 x
大河ドラマだめ?結構雰囲気いいと思ったんだけど、厳しいね!
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