→ ボタニカルフォトアートの第Ⅱ集で、ムクロジを取り上げた。その後色々考察するうちに、羽根突きで突く羽根の黒い玉がムクロジであることに引っかかった。ムクロジの画面の中に羽根突きの羽根を持ち込むことには立派な理由があるし、画面が格段に華やかになる。 それでは写真を、と思ったがこれが難題。羽根がどこで手に入るか。それと思うところを当たってみたが、手掛かりなし。そうなるとネット調査ということになる。 羽子板と羽根のセットを売るところが見つかったが、羽子板は要らない。普通の羽根を探す内に、梅の花のような平たい羽根があることにも気が付き、写真的には梅の花型の方が主役に適すと思い込んでしまう。 ようやくネットで通販するところを探し出した。「赤い鼻緒のじょじょ」という東北の店で、クラシックな日本のおもちゃ類を扱うショップだ。早速注文したが、行き違いがあって、ようやく羽根が到着した。写真はその羽根とムクロジの種。 ところでこの羽根をなんと呼んだらよいだろうかと疑問。羽根つきの羽根では長いし、主体性が無い。つくばねというのがあるが、これは羽根つきの羽根の形をしたつる植物の種のことで、羽根つきの羽根をつくばねとは言わないようだ。 更に調べると羽子板から板を取った羽子(はご)がこの羽根を指す言葉であるらしいと分かった。なるほどこの羽子を突く板を羽子板と呼んだわけだ。ということは羽子が先で羽子板が後か。 ところで写真の細い羽根は二人で羽根突きをする時の羽根で、追羽根という。丸い方の羽根 は一人で羽根突き遊びをするのに使う揚羽根というのだそうだ。回転をよくするために蒸気で蒸しながらひねりを加えると良いようだ。 ムクロジの新しい作品造りの道が開けた。
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ひかえめ氏による 旅行記と趣味の本作り
by tabitohon
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