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タマゴダケ、たぶん

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 10月異変の長雨日和で、今年はキノコの当たり年の気配。久しぶりに訪れた片倉城跡公園で、びっくりの紅色の大きなキノコに遭遇した。紅色のキノコというと、あの猛毒で有名なベニテングダケが思い浮かんでドッキリしたが、落ち着いて調べたら違ったようだ。
 雑草の生えた通路際の傾斜地に、直径10㎝前後の紅色の大きな傘のキノコが全部で5本ほど生えていた。まずはカメラに収めて、それから素性知らべ。調べ進むと、これが探していたタマゴタケらしいという事になってまたまたびっくり。
 タマゴタケは半月ほど前に長沼公園に有るとの情報で行ってみたが、これは空振りで来年が次の狙い時だと思っていたところなので大いに慌てた。
 ベニテングダケというのは傘が傘状で、傘に沢山の斑点模様が付いている。タマゴタケの傘の縁には細かい筋模様があるというから、写真のキノコはタマゴダケだろうと鑑定した。
 となると、もう少し早くい行かなかったのが返す返すも残念。生えたての傘が開く前は、卵型の鶏のタマゴサイズの紅色の姿。まさに紅色のタマゴ姿でタマゴタケと名が付いたようだ。右の写真の根元部分に白い袋状のものが見えるが、生えたてのタマゴタケの紅色のキノコの部分がこの白い袋状の所から顔を覗かせてた姿は卵の殻とタマゴそっくり。
 この色からして食べる気はしないが、食用キノコでキノコ好きは食べてしまうそうだ。片倉城跡へはたぶん20年以上通っているが、これを見たのは今回が初めて。キノコマニアも産地リストには載せていないと思われる。もっとも公園内の産物は採取禁止なので・・・。
 重ねて思うのは、たぶんもう一週間早く訪れていたら紅色タマゴに出会えていたに違いないと・・・。

by tabitohon | 2018-10-17 13:53 | 片倉城址公園界隈 | Comments(0)
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