昨年探し回ったものの一つがノササゲ。多年生のつる植物で、さやえんどうよりも小さな鞘を実らせる。夢中になったのはそのさやの色。濃い青から紫の色で、枯れても茶色くはならない。フィールドで見るとハッとするような鮮やかな色だ。
かなり鞘の写真は撮ったが、花の写真も撮っておきたいし、キレイなので庭木に絡ませてみたいものだと思い立った。10粒程採取した種を、今年の3月になって播いて水をせっせと撒いたが一向に芽生える気配がなく、もうだめかと思っていた。
それが先日良く眺めてみると、黒くなった豆の皮が破れて緑色が覗いて見えた。と、希望が湧いてきた。緑が見えたのはいまのところ二粒三粒。まだ待てば増えるかもしれない。
しばらく鉢で育てて、大きくなったら地面におろして庭木に這わせる計画である.蔓や葉は少ないので植木に悪さをするほどのことは無いと思うが、今年は花が咲くやら実が付くかは不明。