去年の収穫物が、この春開花にこぎつけた。名前はシロバナムラサキツユクサ。ムラサキではないのにムラサキツユクサの名前の頭にシロバナをつけてしのいだものだ。
ムラサキツユクサはアメリカの方の原産で、最近の外来種らしい。その割には元気で、日本産のツユクサは元気がないのと対照的。日本産に比べ花は堂々として繁殖力も旺盛だ。悪さはしないようなので、在っても悪くない。
白は知る限りでは珍しく、近隣で自分が見かけたのは一ヵ所だけ。道路用地のフェンス際だったので、いずれは消える運命だった。写真の材料にしようと数本抜き取ってきたのが活着し、冬を越して開花した次第。ムラサキより珍しく、白が清楚なので料理してみたい。
ちなみに希少性の判断になるかとネット通販を覗いてみたら、一本3,000円ほどで売り切れ中とあった。並みの花だと千円以下だから、かなり希少価値があるもののようだ。
未だ一輪しか咲いていないが、つぼみは沢山あるのでもう少し狙ってみよう。