いよいよ梅雨入り宣言が出た。雨が降り出したらと思ったら、気温が下がって寒いほど。梅雨寒という言葉があるが、それだ。庭の花はそれには関係なく咲き変わる。
今ちょうど咲いたのは、センノウ。何年か前に植えて、一度は絶滅。今度のは3~4年前に植えて、一度だけまともに咲いたが後はダメ。雹にやられて折れたり、周りの草に覆われて小さくなってしまったり。
絶滅寸前の今年の春、植え替えを断行。草に覆われず、日差しのあるところ。一本だけ大きく育ち花をつけた。用途は茶花なので、花は摘み取られてしまう運命だが、残った茎が来年の苗になってくれる。
ところでセンノウといっても、マツモトセンノウ・フシグロセンノウ、ガンピセンノウと三種あって見分けは容易はない。ネットで調べて写真を見ても色々バリエーションがあって難しい。フシグロセンノウのように思えるが、定かではない。
ガンピというと、和紙の原料にガンピというのがあるからそれ???と思った時があるが、雁皮は沈丁花の仲間の小灌木。それにしても気が利いた茶花というのは育てるのが厄介なものだ。