今日にでも梅雨明け宣言になりそうな暑さになってきた。土曜日の各地の花火も無事に打ち上げられた後、低気圧が抜けた後の日差しがやってきて、暑い。
日差しが戻ったところで、狙っていたホドイモの花という奇妙な花を見に行ってきた。もともとこのような花があることを知らなかったが、毎日訪問しているブログに教えられた花だ。ごく小さい花のようなので、マクロ撮影の勉強にはうってつけ。
聞いた場所は蓮正寺公園といって、家からさほど遠くない八王子市内。もちろん車で行くが、幸いここには駐車場があるので大助かり。日曜の午前だが駐車場は空いていた。
ヒッソリした公園で、草深い。ホドイモが絡まっているというさえずり橋が目標の場所で、駐車場から草の生えた階段をちょっと下り、そこから沢沿いに登りとなる。草はあるものと低い草で歩くには苦にならない。
人気が全くないのは遊び道具や、作り物の見せ場がないためか。正面にさえずり橋のつり橋を見るところを右に少し登ると、もうここが目的地だった。
つり橋のロープに絡みついていたのがホドイモ。葉っぱしか見えなかったが、葉っぱを透かして見るとホドイモの花が見つかった。小さい、わずか1㎝を切るような花がまばらに房状についている。その房の上の方のいくつかが咲いているが、多くはまだ固いつぼみの状態。
形が複雑奇妙だが、小さすぎて目視ではとても分からない。知らなければ見てもそのまま素通りしてしまうようなものだ。しかも葉っぱの後ろに隠れているので気が付くこともない。
マクロ撮影も簡単ではないが、最近はフォーカスブラケット撮影をするので、手持ち撮影できるのでずいぶん楽になった。沢山撮影して、ダメなものは捨てればよい。
ボドイモの奇妙さが出ているのが上の写真。象の横顔のように見えると思うのだが、花のパーツが全く見慣れない組み合わせだ。手持ち撮りなので構図が決まらず後でトリミングしたもの。
駐車場から近いので三脚をも持って行って、じっくり良い花の向きを探すのもできそうだ。幸いまだ咲初めで、当分花はありそうだ。