暑くて、湿度も最高。花は殆どないと承知だが、久しぶりに片倉城跡公園へ出かけた。カラマツソウの新しい場所を春に目をつけておいたのを確認しに。
曇り日が午後になって日差しに変わったのでので、重い腰を上げて片倉城跡に出かけてみた。時期的にカラマツソウの開花は間違いなしなのだが、花は咲いても遅れると花の先に茶色が入るので早いうちが良い。果たしてどうか。
カラマツソウより前に、まず入り口近くのカラスウリの花の状況をチェック。今年はカラスウリの絡んでいるツツジの植栽の刈込が遅れていたのが気がかりだった。
着いてみると植栽の刈込は済んでいたが、時期が遅すぎたようだ。カラスウリの葉っぱは少し見えていたが、花が咲くほど伸びていなくてつぼみは無し。花というものは、毎年様々なようだ。
さてカラマツソウの新しい場所は、いつもの道の一つ上の上り坂。藪の中でなくて、道の脇に沢山生えている。カメラを向けるには近くて助かる。木漏れ日の加減と花の向きでカメラを向ける花を探すが、少し花が集まった株と注文を付けると、道から一歩踏み出した草むらということになってしまう。
カラマツの花は一種類で毎年さほど変わりはない。今日に限って言えば、湿度最高で蚊がどんどん襲ってくる。堪らず持っていたハッカの虫よけスプレーを吹いて防ぐ。花は咲き始めで、花の先端もまだ茶色に変色していなかった。フォーカスブラケットと焦点合成を試みたが、
細い茎の先の花や、細長い花弁は風になびくのでぴたりと合成できないのが難点。
帰りに一本下の道を見てみたが、こちらは去年より株が少なく、まだ僅かしか咲き始めていなかった。