飛騨高山の見学はまだ見落としが沢山あったのだが、スケジュール
で飛騨古川への移動となった。飛騨に残るもう一つの古い町並みの
ポイントだ。
古川に着く頃は、雪は湿り気が多くなってきて、時に止んだりもした。
さすがに高山ほどの見事さは無いが、そこここに古い町家が残ってい
る。
先ず情報があるのは、数年前にNHKの朝ドラに登場した和蝋燭屋。
ここはさすがに朝から店が開いていて、仕事場兼ショウルームのガラス
囲いの中にはこの屋の主が座っていて、観光客に和蝋燭のあれこれを
解説してくれる。これほど有名ではないが、他にも何軒か和蝋燭屋があ
るようだ。
ガイドマップに従って古い町並みを歩くが、今一。行き着いた先に
古川まつり会館というのがあって、そこへ踏み込んでみる。
山車我が有名な祭りだが、目に付いたのは小屋の中に収められた大
きな太鼓。祭りのときにこの太鼓の胴の上に二人の男が背中合わせに
跨ぎ乗って、バチを振り下ろして太鼓を打つらしい。
今は一段高いところに収められているが、一打100円にて打ってよいと
書き出しがあった。腹に響く太鼓の音が聞きたくなって、ひかえめ氏が
バチ振った。ドン~と身体に響く良い音だった。きさく夫人もバチをとって
ポーズ。