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朱雀家の滅亡:三島由紀夫作、中山仁・佐久間良子演

 演劇鑑賞会に入って5年くらい過ぎたろうか。初めは演劇の
テンポに馴染まなかったけれど、最近はなれてきた。それにし
ても肌に合う演題と合わない演題が半ばして、しんどい。
 一休みにする事にしたら、演劇録画のTV放送が目に付いた。
三島由紀夫作の『朱雀家の滅亡』というのに引かれて録画し、
DVDへVR録画で移した。
 さて演劇でも映画でも、劇場で見るとほかに一切光も音も
食べ物も無く見る事に集中するから引き込まれて観賞できる。
家庭でTV放送や録画を見る環境では、中々集中しないもの
だ。
 そこで寝室にノートPCを持ち込み、録画したDVDを暗い
ベットの上で鑑賞するとこれは良い。一人で見る場合はヘッド
フォンを使う。これなら劇場に近い鑑賞が出来る。
 さて『朱雀家の滅亡』だが、前半を見た。先の大戦中の事、
公爵家朱雀の息子が志願して戦地に赴く設定。三島らしい
右翼的忠誠心と、歪んだ親子関係の母親との葛藤が、時の
流れの中に押し流されて行く。
 ちらりらり見た後半は、恐らく戦後の設定だろう。後の半分
は又ベットのうえで。
by tabitohon | 2008-03-13 14:23 | シネマ・演劇&DVD | Comments(0)
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