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顔料詰め替えインク物語(4)

 全色の色味を早く確認したいと思っていたが、次に黄色が
インク切れになった。
 もうわかっているから説明書無しで交換。注射器でインクを
吸い上げるが、インクの充填が足りないのか、あるいは純正
インクの習慣でカートリッジを振ってしまったためか、泡交じ
りのインクが吸い取られて、注入口の近くにも泡が沢山見える。
 いくら吸い取っても泡は無くなる当てが無いので、そのまま
セット。予想はしたがインク充填操作が終わった後、黄色の印
字が出来ない。
 強制ノズルクリーニングをしようとしたが、応答しない。気がつ
けばシアンの残りが少なくなっていて駄目なのだ。ここでシアン
も交換。三色揃って詰め替えインクになるわけだ。
 シアンセット、充填後、黄色はOKだがシアンを印字しない。
今度は強制クリーニング。一回でシアンノズルの半数が印字。
2回クリーニングで、1ノズルが解決しない。3回やったが一つ
が回復しない。
 発想を変えて、A6サイズのフルカラープリントを、きれいモード
で実行。その後ノズルチェックで全部開通を確認。プリントの往復
動で、気泡が離脱したものと思われる。
 色調は思ったよりも良好で、マゼンタの黄色味が幾分カバーされ
た印象。色補正で赤へシフトするだけで、ほぼ良さそうだ。
 それにしてもセット時のノズルクリーニングは必要そうながら、
インク代がずい分安いとなれば問題なしだ。
by tabitohon | 2008-03-29 05:32 | 全手作りの本 | Comments(0)
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