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顔料詰め替えインク物語(5)

 千夜一夜物語になりそうだが、次は黒の物語。いよいよ最後の
スケルトンカートリッジの登場だ。
 四つ目だから要領は分かった積もりで取り掛かる。空気穴の栓
を90度回し、注射器でインクを吸い出しにかかると、おや?中々
吸いあがらない。それでも少し強めに引いてインクが出てOK。
 今度は振ったりせずに静かにセットして、一回の充填操作で完
了を期待したが、やはり駄目。
 ヘッドクリーニングとテスト印字を繰り返すが、全然黒が出てこ
ない。もしや空気穴が開いていないのでは?気が付いて黒の
カートリッジを外して空気栓を更に回してみたが手応えが無い。
その内、『プシッツ』と音がして、もしや空気栓が開いたか?
 プリンタにセットしてクリーニングとノズルチェックをしてみると、
見事に全ノズルが印字している。やはり空気栓が開いていなかっ
たのだ。吸引の時の抵抗があったわけだ。
 さてインク代だが、スケルトンカートリッジ入りでは純正と大差なく、
充填ミスでの損害が大きい。
 次は詰め替えポンプ入りインクセット。これだと半額見当だが、
全インクを同時に詰め替えて、充填動作での無駄なインク消耗
や時間を節約しなくては。併せて全カートリッジを外せば、手が
入るのでプリンタ側の接続パイプの清掃等も出来そうだ。
 更にその先はボトル入りのインクからの詰め替えへと!これだ
と、1/4か1/5のコストになりそうだ。
by tabitohon | 2008-03-30 05:27 | 全手作りの本 | Comments(0)
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