先日椿を移植したことは書いたが、かなり無理な移植だった。
一つは時期が悪い。新芽が10センチも伸びた盛りの時の移植
なので水の吸い上げが一番必要な時。この時期に根を切って
しまったのだから、たちまち新芽がしおれてしまった。
水の吸い上げに対応するように枝葉を落としてやらないといけ
ないが、落とし過ぎると育つまでに時間が掛かるので、ころあい
を探りながらとなる。
先ず新芽を三分の一か四分の一残して切り取ってしおれ加減
を観察。まだ不足のようなので、交差して延びている枝を切り落
とした。
夜中にしおれが回復するようになったので、何とか収支が取れ
るところに来たようだ。
天候もまずかった。移植のあとで乾燥した晴天が続き、南の強風
が吹き荒れた。これではしおれるしかない。
せっせと水遣りをして、新聞で日よけ。何とか持ちこたえてきたが
この先は曇りから雨、低温の気候になるようで、この間に体制を立
て直さないと。
ところで椿は太い牛蒡根が走る木なので、移植の時にこれを切る
しかないのが難しいところだ。