2時30分に、茂県というところに到着。ここのホテルで昼食
となる。それにしてもまともなホテルだ。辺境の旅で何時も思
うのだが、何も無い山村でもホテルだけはまともなものがある
ものだ。
1時間ほどの休憩で出発。道は南へ下って映秀を目指す。
1時間ほど下った汶川という所で給油。汶川は今回の震災
の報道でも度々報道される地名で、震源に近くて壊滅的に
破壊された所だ。
給油のついでにガイド氏が近くの商店に立ち寄ってスイカを
仕入れた。商店といっても、軒先の地べたに売り物を並べた
お粗末なもの。
「中は赤いだろうね?」とでも聞いたのだろうか、売り手の
おじさんはいきなりスイカに包丁を。小さく三角に切り取って、
中が赤い事を照明した。なるほど。
ところでこの民家の建物を見ると、レンガ積みの壁にレンガ
積みの細い柱。大地震でなくても崩れそうだ。 (続)