一般にはTVは固定した位置に置いて鑑賞するのが殆どだ。
会議室などでは架台に載せて使用するときだけ持ってくると
言うことは普通だが。
わが家ではダイニングで、キャスター付きのテレビ台に載せて随
時動かして見やすい位置に置いて見ている。これは異例だと思う
のだが。
さて地上デジタルのモニターに換え、ビデオレコーダーやケーブ
ルTVボックス一式を納め、読み終わった新聞の収容をかねた台
にしているが、相当の重量になる。
ダイニングのワゴンとして売られていたものを流用したので、キャ
スターはプラスチック製であった。それをそのまま使っていたのがま
ずかった。最近動きが重くなった上、何かポリエチレンの滓のような
ものが床に落ちてくる。
どうやら重量に耐えかねたキャスターの部品が破壊したらしい。
関節の間にある軟骨がはみ出して千切れた状態、ヘルニアだ。
さっそくホームセンターへキャスターを買いに。前と同じ長い軸を
差し込むタイプを買って来て付け替えてみたが、穴の寸法にガタ
があって、キャスターが真っ直ぐにならず不合格。
もう一つのタイプは、キャスタに取り付け板があって、四隅をねじ
止めする方式。本来これが主流で、大きさ材質ともに品揃えが豊富
だ。
荷物を載せたままでの交換作業なので、TV台の支柱には直接ねじ
止め出来ない。代案は別の板でTV台の受けを作り、これにキャスタ
ーを取りつけておき、その上に載せる
この案で成功。キャスターはゴムリング製で、水平回天部はベアリ
ング入り。フローリングに傷が付かないはずだ。金属製なので、重量
に耐えると期待。