一夜明けた翌朝、予報どおり小雨が降っている。食事前の入浴
は、温泉泊まりの習い。今朝は山の上の別館にある狼煙の湯(男)
と天女の湯(女)を目指す事にした。
勝浦港からは屋根付きの階段のように見えた登り道だが、これは
エスカレータである事が判明。他にエレベータもあるようで、山の上
は32階の表示になっている。
話の種にはエスカレータで上るのが良い。行ってみると、目のくらむ
ような長い、急傾斜のエスカレーターだ。深い地の底へ向かう地下鉄
の大深度エスカレーターの印象。しかもそれが3段直列なので、もし
かしたらギネス物では?
エスカレーターで別館の下の階まで上り、温泉はそこから歩きで
横に緩い傾斜で上る。小雨だが屋根があるからOKだ。頂上の見晴
らしの場所に湯船はあるが、あいにくの小雨で景色も霞む。
脱衣室はよいが、湯船は露天なので小雨に濡れながらの入浴。
まさかここに湧き出しているのではないだろう?下から押し上げている
のか、聞き漏らした。
帰りに明るくなった洞窟温泉を撮影しようと立ち寄ったら、撮影禁止
の表示を発見。撮影は止めにした。