腕時計の事である。
太陽電池付きの腕時計を使い始めて5年前後過ぎたろうか、数ヶ月
前には樹脂製のバンド止めが老朽破断してしまい、バンド交換をし
たばかりだ。
突然夜中から午前中、時計の液晶表示が消えてしまい、朝しばらく
放置すると復旧するトラブルが多発し始めた。夜中に表示が消える
事じたいは、節電モードとして組み込まれているから驚かないのだが、
昼間突然消えてしまう事があっては役に立たない。
いよいよ寿命と言う事もあるか、買い換えも視野に。しかしこんなも
のに耐久劣化があるのだろうか?太陽電池は大丈夫だと思うので、
コンデンサーか?まさか。付け替えたバンドが悔しい。
ふと気が付いたのが充電電気量。確か表示があったような気がする
が見あたらない。それでも念のため昼間窓からの光に晒しておいた。
と、文字盤に小さな四角が一つ。しかしその夜は又表示切れで、電池
表示らしいものも消えていた。
翌日は晴天。この日は直射日光に当てて充電。結果は電池表示が
二つに増えた。夜中にも表示切れは起こらず。次の日も充電したが、
電池表示が直後は3になったものの、しばらくすると2に戻ってしまった。
更にもう一日充電したら電池表示は3つで安定。表示切れも起こらず、
暗闇で腕を上げると、瞬間照明のライトが点灯するではないか。原因は
充電不足と分かった。電池表示を見て1になったら放置充電が必要な
レベルと見れば良さそうだ。ヤレヤレ。