センニンソウをどう撮るか

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 クサボタンを探して長池公園を訪れたが不発。そのあとセンニンソウ情報が舞い込んだ。場所は八王子の楢原斎場の道路向かいの、元ダイエーのグルメシティー後の廃墟のフェンスに絡まっていて、花盛りだとか。
 いくら何でもこの時期にセンニンソウの花盛りはないだろうと半信半疑で出掛けたところ、なんとまだ花が沢山咲いていた。花のほかに花が終わって種になったものや、種の先のヒゲが開いたもの等も。
 但し雑然んともじゃもじゃ状態で写真は無理とあきらめて引き揚げてきた。一週間後考えを改めて再度訪問。車は斎場の駐車場に停めて。今や車で撮影に行った場合、駐車場が無いのが普通で、おちおちしていられないのだが、斎場があって助かった。
 さて今回は小さな入れ物とはさみとカメラを持って。恐らく現地での写真は無理だろうとふんで、ひげの付いた種を切り取ってきてテーブルトップで写真に撮る作戦だ。種のヒゲは複雑に曲がっていて素直ではないが、とにかく持ち帰った。
 さて家で、テーブルトップの準備。持ち帰った種は熟してひげが開いたものと、青くてまだひげが開いていないものと。この変化も面白いかと、二つ寄せ集めてバックを暗くしてライトを当ててみた。屋外ではひげの開いた種でも全く目立たないが、暗いバックでライトを当て、カメラで撮りこむと見事に変身。
 種の開いたひげが浮き上がって、狙い通りの輝きを見せる。センニンソウはテーブルトップ撮影に限ると実感。ひげの開かない種は、解説には良いとしても、画面構成としては採用しにくいと判断。ひげの開いた種だけの画面は、作品に仕上げて来年公開することにしよう。

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# by tabitohon | 2018-11-18 16:09 | 花巡り | Comments(0)

キツリフネの種

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 速足で秋が深まってゆく。もう新しい花はお休みで、種残らなかった出番だ。以前は海外旅行や国内旅行で何日か家を留守にすることがあったので、鉢植えは水遣り問題があるので極力置かないようにしていた。
 旅行はせいぜい一泊二日の温泉泊りとなったので、撮影用の花の鉢植え作りを考えるようになった。今年仕入れた苗ものは、ガラス細工のような花を期待するサンカヨウ。白い複雑な形に期待するシラヒゲソウ等。それからオオカラスウリの種を頼んだがまだ到着しない。
 今年の花用に貰った鉢はツリフネソウとキツリフネソウがあって、ムラサキのツリフネソウは開花したがキツリフネは消滅してしまった。撮影はまず済ませたが、植えて見るのも悪くないと思いついたが、ツリフネソウは一年花なので種を蒔くしかない。
 ムラサキのツリフネは庭の鉢で実が沢山なっているので種は取り放題だが、キツツリフネの種は無い。そこで先日長池公園にボタンズルのヒゲの生えた種を探しに行ったついでに、キツリフネの種を残らなかった獲りに寄って来た。
 種取のタイミングは分からないが、もう種に触るとはじけ飛んでしまうから時期なのだろう。昔はじけ飛ぶ種でホウセンカというのがありふれてあったものだが、どうした訳か近頃はどこにも見かけないのは不思議。ホウセンカのように大きな実ではないが、触ると弾ける仕組みは全く同じだ。
 弾けた種と弾ける前の実をとってきたが、家でいじっているうちに弾けてしまい、撮影前に残った実は一つ。弾けた実の皮はきっちり丸まって見事なものだ。はじけ飛んだ種はまだ黒くなっていないが、はじけ飛んだのだから実っているとして来春まで取っておくとする。
 庭のムラサキのツリフネの実ももう熟しきって、勝手に弾けて姿を消したものも多数。残りを採取しようとすると、容器の口に持ってきて触っても、はじけ飛んで種は半分しか容器に残らなかった。
 

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# by tabitohon | 2018-11-14 05:12 | 花巡り | Comments(0)

ボタンズルの実が羽根付に

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 センニンソウとボタンズルの虜になってしまったいきさつは、10月頭のブログに書き込んだ通り。その時はまだ花が咲いていたり、青い実が付いていたりで、目指す白いヒゲは気配もなかった。
 他のブログで見つけた記事で、羽根付の実を見たのは11月終わりころの記事。その頃が狙い目だとは思ったものの、念のため東急片倉台のセンニンソウの様子を見に行ってびっくり。
 花も残っていて青い実が沢山付いていた茂みが、すっかり枯れ茶色で何も残っていない。よく探してわずかにいくつか白いヒゲを付けた実を発見したががっくり状態。こんなに早く枯れはててしまうものか?
 俄かに気になったのが、長沼公園の上り詰めた尾根道で探しておいたボタンズルの近況。間を置かずに長沼公園に駆け付けた。二回目の訪問なので、登りやすい中央の霧降の道を詰めた。
 途中他の花など探しながら登ったので、40分近く掛けた登りになった。上り詰めてまず向かったのは、峠道脇の広場になっている所にあるトイレ脇。情報ではトイレ脇にボタンズルの株があると聞いていて、それを確認しに来たのだが。丁寧に探してみたが、気配もない。
 最後の頼みは前回探しておいた峠道際のボタンズルのささやかな株。この株は無事だったが、これももう枯れ木状態。それでも羽根付の実が残っていて、なるほどこれが目指すボタンズルの実かと確認できた。この日は陽射しのある上天気で、尾根道は暑いほどに明るい。 
 羽根を浮かび上がらせるには暗いバックが欲しいが、バックにも色々茂みがあって難敵。カメラアングルをあれこれ変えて、センニンソウの実を暗いバックに浮き上がらせるのは中々困難。ベストショットとはゆかなかったが、なんとか撮り込んだ。
 てっきり時期にはまだ早くて青い実と思ったら、とんでもない誤算でもう枯れはてて散ってしまう直前だった。ひとのブログ頼りでのんびり構えていたが、自然の花が相手では早め早めが鉄則の様だ。
 

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# by tabitohon | 2018-11-08 05:32 | 花巡り | Comments(0)

キツリフネソウ

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 サクラタデの雌株を見に行った時に、隣の第二展望デッキで咲いているのに出会った。重ねて言うが、長池公園はこういった鑑賞環境が整備されているのが素晴らしい。
 わが庭のムラサキのツリフネソウはほぼ終焉となっているが、ここのキツリフネも終焉期で何輪か花が残っている状態だった。中でカメラアングルが良い花を選んでカメラ向けた。北斜面のバックなので、バックが暗くて花が浮き上がる。その背景が程よい明るさでボケた緑が見えるのも悪くない。
 裏高尾でも見たという情報もあり、探せばそこここにありそうだ。北海道から九州まで全国の低山産地に分布し、水辺や湿地が好みの様だ。
 一年草で、ホウセンカのように実が弾けて種を飛ばす仕掛けと聞く。早い実はもう大きく膨らんでいて(上の写真)、指でつぶすと瞬間的に弾けて外皮が丸まって種が飛ぶことが分かった。
 種を少し取って来たので、来春は鉢に蒔いてみようかな。
 

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# by tabitohon | 2018-11-02 13:30 | 花巡り | Comments(0)

サクラタデの雌株

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 前回の柿の書き込みのひとつ前に、片倉城跡公園のサクラタデの書き込みをした。その時に分かっていた情報だが、サクラタデに雄株と雌株があるという。雄蕊が雌しべより長くて花弁の外に飛び出しているのが、雄株。雌蕊が長くて雄蕊は短く、花弁から殆ど飛び出していないのが雌株。
 片倉城跡公園のサクラタデは雄株だった。長池公園には雌株があって、生えているところは第一展望デッキと分かっている。今はまだ花のある時期なので、この際見に行ってみようと出掛けた。
 長池公園は以前にスズメウリを探しに行ったことがある。その時はあると言われたところには見当たらず、管理棟の内庭にあった。その時はフォーカスブラケット撮影や焦点合成技を知らず、まともなスズメウリの写真は撮れなかったものだ。今は片倉城跡公園の二か所にスズメウリを発見し、撮影も問題なくこなしている。
 一度行ったことのある長池公園は、二回目は随分近く感じられる。ウイークデイの午後ながら駐車場はかなり車が止まっていて賑わっていて、公園の人気のの程が窺われる。
 第一展望デッキと言うと高い所と思いがちだが、細い谷筋の観察道路から階段で下った湿地帯に造ったウッドデッキだった。植物観察の公園であればこういったアクセスの仕掛けが必要なのだが、行きつけの片倉城跡にはこの配慮が無いのが残念。
 地味な花だが、デッキの脇にあるのがすぐに見つかった。カメラのアクセス範囲で撮影容易。谷筋で午後の陽射しの逆光なので、背景が暗くて花が浮き立つ。サクラと名が付くが、桜のように薄い儚い花びらでなく、肉厚の透けて見えるような花びら。ミゾソバと同じように小さく、同じように半透明で魅力的だ。
 雄株と雌株が揃って、材料の基本を確保。来年の作品候補にエントリーさせよう。

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# by tabitohon | 2018-10-30 11:58 | 花巡り | Comments(0)

庭の柿

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 秋雨前線が消えて、秋本番。庭の模様もすっかり秋めいて来た。辺り一面繁茂していた山野草もこれからは花が終わって、整理の時期。段々すっきりしてくるだろう。
 さて今年の課題だった庭の柿も実も、いよいよ収穫期。かなり色付いてきて、中には傷が有ったりするものは熟し状態。野鳥は良く知っていて、現場は見ないが知らない間につついて行く。恐らくヒヨドリだろう。
 ヘタ虫退治の効果抜群で、秋のこの時期の少し前に落果だらけになるのが今年は落果なし。ここ半月ほどで実の大きさがぐっとまして、鈴なりの枝が折れそうに垂れ下がってくる。庭に来て多分20年くらいになる柿の木だが、こんなになった事は初めて。
 枝先に十個も付いている枝が有ったりでびっくり。そこの柿は小振り化というと、そんなことはなく並サイズ。成木なので、栄養の補給パワーは十分なのだろう。
 色付きが濃い物から摘果しているが、色付きのペースが早くなってきたから冷蔵保存の出番か。ヘタに水で濡らせたティッシュを当て、ラップでくるんで冷蔵庫に入れるのだそうだ。柔らかくなっても構わないのなら、保管期間が長い様だ。
 

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# by tabitohon | 2018-10-24 13:44 | 和楽庵四季折々 | Comments(0)

サクラタデ艶

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 普通の鑑賞には小さすぎて向かないが、マクロ撮影してみると観賞価値があるという花が好み。ミゾソバがそれだが、近所のミゾソバ撮影地でサクラタデを見つけた。
 タデ科イヌタデ属。本州沖縄の水辺や湿地に生え、地下茎を伸ばして増えるそうだ。雌雄異株であるとも。庭に生えている厄介蓼は確かヤナギタデという種で、花も地味で小さくて写真用には無視。アユを食す時に使う蓼酢の原料だったり、蓼食う虫も好き好き等の引き合いに成ったりするのは、酸味があるあるというためだそうだ。
 山野草のブロガーさんの書き込みで近場にもありそうだとは思っていたが、とりあえず忘れていた。それが先日行きつけの片倉城跡に足を運び、ミゾソバを確認した帰り道に何の期待もなく足を囲んだ蒲田んぼの湿地の隅にそれらしい1・2本のヒョロヒョロした姿を発見。
 葉を見るとなるほど蓼の形。花は庭の蓼よりもずっと大きく、といっても5㎜位。陽射しを受けて半透明に見える風情はヤブソバに似て、思わず惹きつけられてしまった。ヤブソバは大群落に成ったりして片倉城跡では繁茂しているが、サクラタデはこの湿地にたった2本。幸い背が高かったのでウッドデッキの方に引き寄せて辛うじて撮影出来た。
 雄株雌株の情報はブロガーさんの書き込みに有って、所在地も書かれているので訪問可能。もっとも夫人の知り合いの庭にもたくさんあるらしい。以前どこからか我が家にもやってきたことがあるが、湿地でなかったためか絶滅してしまっている。確か雄蕊が長くて花びらの外に飛び出しているのが雄株だと思うのだが、この花は雄株だろう。

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# by tabitohon | 2018-10-21 05:16 | 片倉城址公園界隈 | Comments(0)

タマゴダケ、たぶん

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 10月異変の長雨日和で、今年はキノコの当たり年の気配。久しぶりに訪れた片倉城跡公園で、びっくりの紅色の大きなキノコに遭遇した。紅色のキノコというと、あの猛毒で有名なベニテングダケが思い浮かんでドッキリしたが、落ち着いて調べたら違ったようだ。
 雑草の生えた通路際の傾斜地に、直径10㎝前後の紅色の大きな傘のキノコが全部で5本ほど生えていた。まずはカメラに収めて、それから素性知らべ。調べ進むと、これが探していたタマゴタケらしいという事になってまたまたびっくり。
 タマゴタケは半月ほど前に長沼公園に有るとの情報で行ってみたが、これは空振りで来年が次の狙い時だと思っていたところなので大いに慌てた。
 ベニテングダケというのは傘が傘状で、傘に沢山の斑点模様が付いている。タマゴタケの傘の縁には細かい筋模様があるというから、写真のキノコはタマゴダケだろうと鑑定した。
 となると、もう少し早くい行かなかったのが返す返すも残念。生えたての傘が開く前は、卵型の鶏のタマゴサイズの紅色の姿。まさに紅色のタマゴ姿でタマゴタケと名が付いたようだ。右の写真の根元部分に白い袋状のものが見えるが、生えたてのタマゴタケの紅色のキノコの部分がこの白い袋状の所から顔を覗かせてた姿は卵の殻とタマゴそっくり。
 この色からして食べる気はしないが、食用キノコでキノコ好きは食べてしまうそうだ。片倉城跡へはたぶん20年以上通っているが、これを見たのは今回が初めて。キノコマニアも産地リストには載せていないと思われる。もっとも公園内の産物は採取禁止なので・・・。
 重ねて思うのは、たぶんもう一週間早く訪れていたら紅色タマゴに出会えていたに違いないと・・・。

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# by tabitohon | 2018-10-17 13:53 | 片倉城址公園界隈 | Comments(0)

タマゴダケ、たぶん

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 10月異変の長雨日和で、今年はキノコの当たり年の気配。久しぶりに訪れた片倉城跡公園で、びっくりの紅色の大きなキノコに遭遇した。
紅色のキノコというと、あの猛毒で有名なベニテングダケが思い浮かんでドッキリしたが、落ち着いて調べたら違ったようだ。

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# by tabitohon | 2018-10-17 13:53 | 片倉城址公園界隈 | Comments(0)

タマゴダケ、たぶん

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 10月異変の長雨日和で、今年はキノコの当たり年の気配。久しぶりに訪れた片倉城跡公園で、びっくりの紅色の大きなキノコに遭遇した。
紅色のキノコというと、あの猛毒で有名なベニテングダケが思い浮かんでドッキリしたが、落ち着いて調べたら違ったようだ。

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# by tabitohon | 2018-10-17 13:53 | 片倉城址公園界隈 | Comments(0)