カテゴリ:ボタニカルフォトアート、マクロ( 2 )

夜明けの霧

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 雨は嫌われ者だが、草木にとっては悪いものではない。それでももう10月の半ばというのに、九月の長雨の様に降り続くのは御免をこうむりたいものだ。18日は曇り雨の日が続く中で、たった一日快晴が約束された日となった。
 御前6時、いつもはまだ暗くて陰鬱な夜明けなのだが、この日は明るい夜明けになるはずだ。雨戸をあけて外を見てびっくり。辺り一面乳白色の霧が漂っている。山であれば霧は珍しくはないが、都市部での霧は中々お目にかからない。
 近くの庭木ははっきり見えるが、その先はかすんで霧に覆い隠されていて、普段見慣れた雑然とした風景が新鮮に見える。東の雨戸を繰り開けると、折から登った太陽の大きくボケた光芒が輝いている。向こうの人家や空き地や駐車場は、霧に溶け込み覆われてわずかに輪郭が見えるか見えないか。
 急いでカメラを持ち出し撮影に。時々刻々明るさが増してきて、太陽の光芒の輝きが強くなる。時間勝負なので、手前の庭木や人家の霞んでいない部分を少し写し込んでシャッターを押し続ける。 
 霧は濃いままだが、太陽の光芒が更に明るさを増しながら高く昇ってくる。やがて霧も少しずつ晴れて行き、かすかに空に青みが見えてきた。そうなると変化は急で、たちまち霧は消えかかってしまい、日常の平凡な朝の風景に褪せてしまった。

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by tabitohon | 2017-10-19 06:10 | ボタニカルフォトアート、マクロ | Comments(0)

キカラスウリ、友より来る

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 今年も歳末。クリスマスを前に、友より思いがけないものを届けられた。品は写真のものだが、キカラスウリの実とカラスウリの根塊。
 発端はこのブログで、夏にカラスウリの写真を載せた情報が友に伝わりカラスウリ情報を寄せてくれた事。当時はボタニカルフォトアート(BTF)用にあらゆるカラスウリ情報を集めるのにのめり込んでいた。
 友の情報は、カラスウリの種をプランターに蒔いたところたくさん芽が出て育っているとのこと。さすがに我が庭にカラスウリを育てるつもりはなかったが、BTFの素材がほしかったので、秋に地上部が枯れたら根のところに塊、根塊を送ってくれるようにリクエストしておいた。
 先日宅急便で友よりの荷物。すぐにカラスウリの根と分かったが、開けてびっくりカラスウリの実も入っていた。この秋に普通のカラスウリの実には各所で遭遇したことはこのブログにも既に書いた通り。
 ということでちらっと見た時のこの実に対する感動は正直大きくなかったが、袋を開けてよく見ればなんとキカラスウリの実だ! 秋になってカラスウリフィーバーもいささか息切れで、未だキカラスウリの写真撮影に出かけていなかったのだ。
 キカラスウリの実があると分かっているところは公園内で、写真撮影は良いとしても実を採取することははばかられる。そこへこの実が届いたものだから、喜ばないわけがない。早速ひとつ、外観がへこんでいるのそぎ割ってみると中から種が。
 普通のカラスウリの種は打出の小槌型のユニークなものだが、キカラスウリの種は、スイカの種そっくりの平凡なもの。これにて、確かにキカラスウリの実と分かった。来年の作品用の素材が一つ増えた。
 それから根塊。膨らんだ大小のサイズのものが出てきた。普通のカラスウリの根とまずは思ったが、カラスウリの実がキカラスウリという事なのでもしやキカラスウリの根? この点友に確認しなくては。
 それからキカラスウリの実の採取地は、夢の島公園の外郭道だったらしい。公園ではないから、早朝の撮影に制約は無いと思う。その場所をもう少し詳しく聞いておこう。

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by tabitohon | 2016-12-21 05:50 | ボタニカルフォトアート、マクロ | Comments(0)