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椿山課長の七日間

 この暮れの、映画鑑賞第二弾は、「椿山課長の七日間」である。見に
行く気になった理由の一つは、主演の一人があの「はまちゃん」である
西田敏行であったからだ。
 ストーリーは主人公が死んでから初七日までの間、姿を変えてこの
世に舞い戻るという。死んだ後、その人間が居ない事を信じて疑わない
時にどんな事が起こるか。死んだ人が身分を明かさずそれにどう関わ
るか。
 普通の説では、死んだ人はその後の人のことを見ているが、見る
だけで一切働き掛けは出来ないというのが多いが、この映画はそれを
打ち破った点が新鮮だ。
 この世に戻るとき、椿山課長は伊藤美咲の姿に変身する。この西田
敏行と対極的な変身が話を際立たせて、明るくからっとした仕上げに
している。
 始めはやや退屈な展開だったが、終盤が然面白くなって、かなり良い
エンドになった。
 死んだら何も残らないと思うのでなくて、別の所に何かが残る。そこの
思いは様々だが、あると思う方が無いと思うより豊かなのに違いない。
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by tabitohon | 2006-11-30 15:45 | シネマ・演劇&DVD | Comments(0)

エゾ鹿の味

 昨夜エゾ鹿のステーキを食べる機会があった。レアに近い焼き加減で、
柔らかいが歯ごたえがあって、ジューシー。牛も様々あるが、日本の
ステーキの脂ぎったものに比べると、きわめてヘルシーな印象だった。

 この品が野生のものか飼育されたものかは知らないが、あるいはこの
柔らかさと、レストランで仕入れ可能と言う事で飼育品かもしれない。
気になる理由は、今日本では野生の鹿が増えすぎて、森林の被害が
ひどいという報道を聞いているからだ。
 たとえば知床などでは冬に木の細枝の皮を食い尽くされて森林が危
ないとか。奥多摩方面では水道の水源林の下草が食い尽くされて地肌
が露出し、雨のときに濁流が起き、がけが崩壊してしまうと言う。
 居なかった尾瀬にも現れて、貴重な高山植物の食害が深刻だとか。

 その昔は日本にもオオカミが居て、お互いの数のバランスがとれていた。
そこでオオカミの復活を目指す動きもあるが、日本人の意識レベルから
考えると道は遠い。
 もう一つは昔は狩猟が盛んで、それもバランスをとる効果があったの
だが、今は鹿猟の話は余り聞かない。環境行政で、余りにひどい地域
では狩猟駆除しているらしいが、それを食べる話は聞かなかった。
 最近、奥多摩の方で、この駆除した鹿の有効利用を図り、地域の特産
品にしようと、食肉化の活動が着手されたと聞く。未だ量が少ないので
地元のレストランか、地元の肉や出しか入手できないらしい。

 牛肉を得るには、その肉の重さの十倍の穀物が必要だと言う。牛肉
のために途方も無い面積の森林が失わて来た歴史があり、今後も続
くに違いない。僅かな改良かも知れないが、鹿肉の活用も良いように
思える。
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by tabitohon | 2006-11-26 05:41 | 地球・環境 | Comments(0)

和楽庵紅葉模様1

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 露地の辺りの紅葉は未だ青いけれど、庭の野草はもう殆ど黄色く枯れ
果てて秋はすっかり深まってきた。
 今一番落ち葉を落としているのは、ヤマボウシ。この木は春に大きな白
い花を咲かせるのだけれど、むらがあって今年の花つきは悪かった。それ
でも夏の日陰と、秋の紅葉はきちんと役目を果たしてくれるから、よしとし
よう。
 紅葉は太陽の光を透かして見ると一段と映える。昼頃になって四畳半
の縁側へ出ると、ヤマボウシに当たった太陽が透けて見える一番綺麗な
時間帯になる。
 たちまち散り果ててしまうけれど、その後は紅葉が一面赤く染まってく
るだろう。暫くは落ち葉掃きの手間が掛かる。
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by tabitohon | 2006-11-25 04:56 | 和楽庵四季折々 | Comments(0)

パートタイマー秋子

 八王子・日野・豊田辺りを中心に、演劇を見る会「あさかわ」がある。
会員数2100人前後。会費月2000円で、隔月に演劇をみる。つまり、
1回4000円で見る事になる。映画に比べると高いが、演劇としては
随分安く見られるのだが、会員がこれだけいるからだ。
 日野で夜一回、八王子で夜昼一回の公演をするので、2000人が
赤字黒字の境目、今は辛うじて黒字になっている。ひかえめ氏の
所属する映画の上映グループちねっと97の上映会では200人が
境目なので、200人定期公演というのはすざまじい数だと分かる。

 さて昨日はあさかわの昼の公演で、「パートタイマー秋子」というのを
観劇した。倒産寸前のスーパーを舞台に、商品の抜き取りや日付け
の付け替えなどの小悪を横糸に、スーパーを立て直そうとする
動きと、面倒な事は邪魔しようとする動きを縦糸につむぐ。
 人間には善と悪の心が同時に存在し、僅かな迷い、いや迷いなしに
善とあくをの行動をパラレルに取れるものだと言う事を描いている。
まあ、胸に手お当てれば、誰でも思い当たる事だ。 
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by tabitohon | 2006-11-23 05:06 | シネマ・演劇&DVD | Comments(0)

インターネット、これは便利

 もはやインターネット無しの生活は考えられない程、深くはまり込んで
いる時代だが、不便を見逃して気がつかない場合もある。その一つが
ページの印刷だ。
 モニターに出た画面を印刷してみると、右の部分がちょん切れてしまう
事がしばしば。A4プリンタで縮小やフィットページなどやってみても解決
しないことがあるし、そんな設定をする事自体面倒だ。
 A3プリンタで、B4かA3用紙を使い、2画面プリントにするとおおむね
切れずに印刷出来る。

 ところが、10月28日の朝日にファイアーフォックスというソフトの紹介
が載っていた。インターネットエクスプローラに代わるものだ。普及率は
日本では8.9%だと言う。
 いくつか便利な所があるけれど、ページ印刷が簡単にちょん切れずに
出来ると言う、画期的な機能があると言う。これは聞き捨てにならない。

 一ヶ月ほどほって置いたが、昨日試してみた。結果は看板通り。切れ
ずに、簡単に印刷できる。ダウンロードは無料で、数分で終了(ケーブル
TV回線)。お気に入りは、ブックマークというタブが対応する。
 いきなり印刷してみたらが切れて印刷されてきたが、印刷プレビュー
で確認してから印刷したら、見事に切れずに出てきた。

 こちらにお気に入りなど移したが、インターネットエクスローラー(IE)
もそのまま生かしておいて、切り替えて使えるようだが、今の所(IE)へ
戻る必要は感じない。
 タブで開く機能があって、これを使うと複数のサイトを開いておいて、
瞬時に切り替えられるとか、表示が速いと言うのも売りらしい。

 ただ、このソフトに対応しないサイトもあるらしいから、IEの併用は必要
だそうだ。

 ソフトは http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/
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by tabitohon | 2006-11-21 05:43 | 生活・健康 | Comments(0)

蕨野行(わらびのこう)

 久しぶりの映画である。しかも自主上映映画だ。楢山節考と言う姥捨ての
小説・演劇があるがそれと同じテーマを扱った作品だ。
 自主上映映画ということで、ちねっと97のガイアシャンフォニーのチラシ
を配布しようと考えて、申し入れして了解を取っておいた。

 6時からの開場と聞いていたが、かなり前から開場していたようで、6時に
到着した時には半分以上入場済みだったようだ。入場数を聞いてみたら、
470人位だそうで、ちねっとの上映では200人くらいなので、うらやましい
ような数だ。
 用意したチラシは200枚くらいで、結果的には遅れて到着でも同じ結果
だったと言えそうだ。他のチラシが組んであって、その中に追加してもらって
160枚見当で配布できた。

 さて映画の方だが、重いテーマだが丁寧な作りであった。ただしせりふが
「OOOすべし」と言うような耳慣れない語りで聞き取りにくい。始めは外国語
を聞くような感じだったが、後半馴染んで聞き取れるようになった。
 東北の山村が舞台で、映像は懐かしい山野を美しく写していたが、人の死
が自然でなくて、人為的に強制的に訪れると言う、かってあったと思われる
過酷な運命の下での人の生き方の覚悟を見せられるとき、今の豊かさが
並々ならぬ幸運なのだと再確認させられる。
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by tabitohon | 2006-11-19 05:32 | シネマ・演劇&DVD | Comments(0)

サケトバ ヘルシオクッキング

 ヘルシオはその後ひかえめ氏宅の料理道具として、すっかり馴染んで
きている。
 今日は久しぶりにヘルシオの得意技にはまる調理を行った。等と難しい
話ではないのだが、タイトルのサケトバを焼き上げるにはまさにはまり役
の調理器なのだ。
 サケトバというのは、鮭を細いスリップ状に切って乾燥させた保存食。
僅かに味付けしてあるものもあるが、細長い干物なのだ。通常は小さく
切ってそのまま食べるか、少しあぶって食べると良いとされている。
 そのままではやや生臭く、皮は噛み切れないから食べられない。良く焼
けば香ばしくなって、皮ごと食べられる。
 ひかえめ氏は最近までトーストオーブンに入れて、好みの焼き加減で
仕上げていたが、ヘルシオが来てから早速試してみたが、これが素晴ら
しい。
 トーストオーブンでは、皮の焼き加減に合わせると身の部分が焼けすぎ
てカサカサしてしまう。身の部分に合わせると皮が生焼けだ。
 ヘルシオの、ウオーターオーブンと言うので焼くと、身の部分がしっとり
焼きあがって、しかも皮にも火が通っている。なぜそうなるかと言うと、
ヘルシオはまず低温の過熱水蒸気で熱を掛けるのでかさかさしない。終
わりに高温過熱水蒸気に切り替えて、水気を飛ばしてさっぱりさせると言
う具合に焼くためだ。熱を掛けるのと、水気の飛ばし加減が別々にコント
ロール出来るということなのだ。
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by tabitohon | 2006-11-16 16:54 | 生活・健康 | Comments(1)

人間ドッグ

 本日きさく夫人と二人、人間ドッグを受信した。大きな検査センターでは、
何十人も集めて大量処理するのだが、ここは一人か二人ずつ、30分の
時間差で検査するので、1時間30分で終了。大手検査センターでは午後
の1時~2時までかかってしまうのに比べると随分早い。
 その代わり予約がたて混んでいて、半年くらい前に予約しないと受診
出来ない。
 
 さて検診の結果だが、血液と尿検査の結果は半月後となる。ひかえめ氏
はすい臓の再検診の指摘を受けた。すい臓の管が少し太くなっているので
結石を念のため検査した方が良いという。2週間後の検査をその場で予約
した。
 まあ結石と言うようなことは、ガンよりはましだ。今の所、余り気にはなら
ない。きさく夫人も腎臓に小さな石があるが、自然に流れ出る大きさ。水を
沢山のむようにと、指示が出た。

 まあ60年以上生きていれば、何かはあるものだ。
 
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by tabitohon | 2006-11-14 14:57 | 生活・健康 | Comments(0)

ラジオ深夜便・日本の林業

 9時過ぎには寝てしまうひかえめ氏の朝は早い。3時半ごろトイレに
起きて、ラジオのイヤホーンを耳に当ててみる。演歌等の音楽番組を
流しているが、うとうととして殆ど聞いていない。
 4時になるとラジオ深夜便「心の時代」と言う看板放送の時間。頭の
下がる良い放送が多いのだが、殆ど又寝てしまうか、聞くのは止めて
4時半には他の読書やPCの操作を始める日常である。

 さて今日の心の時代だが「山仕事、ピンチとチャンス」というタイトルで
話してはアウトドアライターの天野玲子。思わず聞き入って、最後まで
きいてしまった。その話の概要は・・・・。
 日本には67%もの森林が残っているが、その3分の1が自然林、
3分の1が2次林で、この二つは余りいじくってはいけない森だ。知床や
白神や屋久島の森など、貴重な森や国立公園の森は残さなくてはなら
ない。
 問題は残り3分の1の植林した森。儲からない林業の継ぎ手がいなくて
高齢者が守っているが、間伐に手が回らず、山が荒廃している。しかし
このところ外材が高騰して、国産材はひどく安くなっていtるらしい。
 植林した山も40年の時を経て、伐採可能な時期にさしかかっているら
しい。ただし、大規模林道を作って運び出すのは自然破壊そのものだ。

 最近の方針は簡易な、細い網の目のような林道を作り、精密な林業の
機械を使うことで、素人でも山仕事が出来る時代になっているらしい。
これで生産性があがれば、若者も林業に戻れるらしいのだ。
 切り捨てられてきた間伐材も、運び出せれば使い道があるようだ。枝
葉の木屑もチップにすればバイオ燃料になり、活用している所もあるら
しい。
 かって独立採算にしていた林野庁の赤字が3兆円。赤字解消のために
貴重な木を切り売りしてして山を荒廃させてしまったらしい。2兆円の
借金は国の負担で解消したらしい。残りは僅か。環境税とか森林税とか
僅かな負担で日本の森は未だ守れる瀬戸際にあるようだ。
 
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by tabitohon | 2006-11-11 05:35 | 地球・環境 | Comments(0)

苔庭作り

 露地に地ゴケか生え始めてから、だんだん領地を広げてきて、もう半分
以上は苔に覆われている。困り者はゼニゴケなのだが、削除の手間はそう
掛からない。
 削除は陶芸用のぺらぺらの薄いへらでゼニゴケの平らな所に沿わせて
削り取るので、ほぼゼニゴケだけを駆除できる。それでも夏の間は蚊の猛
攻撃があるので、余りやる気がしない。今頃の季節になると蚊はもう居ない
から億劫ではない。

 ゼニゴケの領地と他の地ゴケの領地は攻めあっていて、地ゴケが優勢
になってしまえば、ゼニゴケは僅かしか進入できない。今地ゴケが生えて
いない領地が残っていて、そこはゼニゴケ天国になっている。
 ゼニゴケだけなら熱湯を掛けて退治できるのだが、むき出しの地面は
見苦しい。そこでゼニゴケの領地に地ゴケを一部移植してみたら、活着
しそうな気配だ。そこで、もう少し積極的に移植を増やしてゼニゴケの領土
を壊滅させて、地ゴケで埋め尽くす作戦に出ることにしよう。

 もともとは杉苔を買ってきて植えたのが発端だったが、当時は風除けも
無く、夏に熱風が吹きぬけて、手当ての甲斐も無く杉苔は全滅してしまっ
た。と思っていたら、一箇所だけ生き残りを発見。当初数本しか見えなか
ったが、今は少し数が増えたように見える。上手くすればこの杉苔が復活
するかも知れない。
 
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by tabitohon | 2006-11-10 05:46 | 和楽庵四季折々 | Comments(0)