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カラスウリ奮戦記

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 今回はカラスウリの話。特に今の時期はその花が主役。

 カラスウリと言えば丸い実が思い浮かぶ。秋の紅葉も過ぎた林の木に
絡まった蔓に実った実が付いているという構図・風情だ。その実の基になる
花については、知る人ぞ知ると言う認知度の低さとは逆に妖艶華麗なのだ。
それなのに知られていないのは、夜暗くなってしか咲かず、夜半には早しぼ
んでしまうと言う稀なる生態故だ。
 このカラスウリの花の事は随分前から知っていたが、昨年ボタニカルフォト
アートの材料にしようと思い立ってから、熱病に憑かれたように頭の中に淀
んでしまった。
 しかし昔は雑木林のあちこちに見掛けたカラスウリが、最近は見掛けた事が
無い。ムクロジの種で苦労したが、カラスウリもその予感がする。早速のネット
調査では、小宮公園とか平山城址公園の名前他、各地の公園名が登場した。
 夕方から早朝までの暗い時が勝負となると、余り土地不案内な場所は良く
ないので、小宮公園に第一の白羽を。いきなり夜は無謀なので、まだ明るい内に
下見に出掛けてみたが、ネットで紹介された場所にはそれらしいものは見当た
らず。意外に困難なターゲットかと、焦る。
 事情を聞き付けた夫人が知り合いに話してみたところ、有力候補が登場。
農家に庭先で栽培されて言うではないか。これぞ第二の白羽と欣喜雀躍で
朝のうちに下見に出掛けてみた。何んとこれが大外れ、ゴーヤとカラスウリを
取り違えていたと言う次第。バリアは一段と高くなってきた。
 夫人の別の知り合いからの情報の第三の矢は陣馬街道の水無瀬橋の先の
道路際にあるとのこと。情報提供人が夕方8時頃確認してみたら、花が咲い
ていたとの情報。
 これで落着と思ったがその時は晩酌後で行く事が出来ない。翌朝5時過ぎに
家を出て探しにゆくと、確かに道路脇の民家の玄関脇の植栽にまとわりついて
カラスウリが繁茂。但し朝の時点ではもう花は閉じてしまっていた。
 塀の上の高い所で、自由なカメラアングルが取れそうもない心配もあった。
別人の情報で、高幡不動の程久保川の岸辺にも咲いているとの話。こちらは
ツツジの木に絡みついたり、笹に纏わり付いているとのこと。
 こちらの方が花の位置が低くてカメラアングルが取れそうだ。それにしても下
見は必要。都心へ行く用事があって、その帰り道に立ち寄って見る。密かに
考えたのは、沢山あるものなら何本か蕾を刈り取って来て、家の中で咲かせる
と言う作戦。
 それに備えて鋏と袋と水を含ませたティッシュを挟み込んだアルミホイル等
仕込んでいった。それは大正解。あったのは農地のフェンスに植えられていた
ツツジの株や、民家の手入れ不十分な笹に絡みついたカラスウリ。
 花は沢山咲いた跡が残っているし、枝分かれした先には今晩咲きそうに膨ん
だ蕾が沢山付いている。これなら刈り取っても問題なしと判断。複数本を持ち帰
った。
 早く仕事をしようと、雨戸を閉めた部屋に蕾を置いて、開花を促す。早いものは
4時半頃から開き始め、6時に全開状態に。見聞きした様にレース模様の細い糸
の様なものが伸びて、絶景。
 この日は夕食前にほぼ撮影終了。蚊に食われながら外での撮影に比べ、格段
に快適な進行であった。夜中の12時頃に起きてみたら、全員既に萎んでいた。
by tabitohon | 2016-07-28 15:46 | 花巡り | Comments(0)

梅雨時の花、キヌイトソウ

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 梅雨の雨が降り続くが、草木には欠かせない水分補給だ。毎年同じ
様な花が咲くのだが、今年は庭のリフォーム後なので、何が咲いて何が
咲かないか、気をもませる。
 注目のひとつがキヌイトソウ。上の写真がその花だが、たおやかで儚げ。
なかなか他には類を見ない風情だ。これがバラ科だと聞くからびっくり。
 蕾のうちから黒いテントウムシ風のものが、嗅ぎつけてやってくるとかじ
られてしまう。この花のあと、実を付けたのは見たことが無い。
 繁殖は株の枝別れで増えて行く。しょうがの様な地下茎が枝分かれして
伸びた先で芽を出して行く。根ずいてしまうと強力に繁殖して行くが、他の
庭で大株になって花穂が群生しているのを見た事があるが、風情が無い。
 花の敵は夜盗虫。花芽が出始めにかじられてしまうと、その年は花を見ず
と言うような事になる。防ぐにはオルトランという果粒状の防虫剤を地際
に散布するのが良い。夜盗虫退治には他の方法を知らない。
 庭のリフォームで株分けして2か所に移植したが、共に花が咲いたから
上等と言えよう。二か所は要らないので、一か所は掘り取って他の野草の
地所にすることにしよう。
 花を見たついでに、シジミチョウを発見。一センチほどの小な蝶なので、
一眼レフカメラでもなかなか写しにくい。以前買い込んだTG-4と言うカメ
ラには顕微鏡モードがあって、近接撮影にはむいている。
 このしシジミチョウ、もう少し華やかなら使いみちもあるのだが・・・。
by tabitohon | 2016-07-22 10:04 | 和楽庵四季折々 | Comments(0)

掛け込みWindows10

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7月某日が期限のWindows10へのアップグレードを先日終了した。既に
一週間程は使っていて何も支障が無いのでアップグレードは正解だったよう
だ。昨年の秋に買った8.1のPCからのアップグレードなので当然か。
 とは言え、経験者の中には動かなくなったソフトやプリンターの話題が出る
ので念には念を入れた方が良いかと悩んだ。PCメーカーのカスタマーサポ
ートの意見では、今問題が無いなら今のバージョンの物を使っていた方が安
全だと言う見解。
 さて問題はバックアップをとっておく操作。普通はDVDとかBDに記憶させる
ようだが、数十Gの容量が必要で、BDでも4~5枚は必要となって仰々しい。
今回は、最近PCのHDDをSSDに換装した時に取り外したHDDがあったの
でこれに入れることにした。
操作はガイド解説が必要なので、今回はこの前SSDに換装した7のPCで
解説を開き、8.1のPCを操作してバックアップを取る。途中方法が二つに分か
れたが、選択したつもりが無いのに方向が決まってしまいそれで終了。それ
でも数時間に及ぶ作業であった。
 さて肝心のWindows10へのグレードアップは、これは勝手にやってくれるの
で手を出す余地は無い。出来上がった画面の操作は幾分違いがあったが、
アクセスを一度探し出せば後は問題なし。使えないソフトも無いのは、未だ半
年少しのPCからのアップグレードでは当然か。
 気掛かりなアップグレードは、終わって見れば何と言う事も無かった。
 
by tabitohon | 2016-07-04 16:29 | PC&デジカメ写真術(ボタニカルフォトあ | Comments(0)

半夏生(はんげしょう)

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 今年の半夏生は7月1日だそうだ。例年7月2日の事が多いが、今年は例外的に
1日。夏至から数えて11日目と決まっているようだ。
 この日と同じ名前が付いた草が2種類あって、ひとつはサトイモ科、もうひとつは
ドクダミ科の毒草であるようだ。写真はドクダミ科の半夏生。穂の形をした花房が
白くなって開花する頃、先端の一葉か二葉の全部又は一部が白くなって来て、強烈
に目立つ。
 この花の咲く前に田植を済ませておかないと収穫がおぼつかなくなると言う、農事
の目安にもなっているとか。
 我が庭にも古くから在籍しているが、庭をリフォームした途端に勢力を増強しては
びこってき始めた。
 同じく庭のリフォームで大躍進したのが、ヌマトラノオ。不要な草木を取り除いて、
日当たりが順調になった為か、これまでの草丈の2倍以上に育って花を咲かせ始め
た。沼虎の尾と言う名が示すように水辺を好む草なのだが、和が庭の様な乾燥気味
の所でも難なく繁盛している。いずれは適切数に押さえておかないといけない

 そして最後は春に植えたトマトとキュウリの苗の結末。キュウリは曲がったものを
数本収穫したが、すでに葉が黄色くなって絶滅寸前。
 トマトは痩せた木ながら、実はそれなりに着けていて何個かは収穫済み。所がけ
しからぬ事に、ヒヨドリが赤くなったトマトをつつきに来る。一つは半分ほど食われて
しまったので、防衛のためのネットを被せておいたがそれは無事だ。
 我が庭ではヒヨドリのいたずらの被害は、柿とか蝋梅とかにも及んでいる。蝋梅は
葉を落とさないと見つからずに済んでいるが、これでは花が目立たず風情が無い。
まさかトマトに来るとは思っていなかった。
by tabitohon | 2016-07-01 10:54 | 和楽庵四季折々 | Comments(0)